今回もNetflix版「呪怨-呪いの家-」を取り上げていきます!
さっそく前回に引き続きあらすじを追っていきましょう!
っと…その前に第3話のあらすじを忘れちゃったという方はこちらからどうぞ。
第4話 -連鎖する呪い-
1:Mの話
小田島泰男(演:荒川良々)はM(演:柄本時生)に会いに行った。
Mが連続少女誘拐暴行事件で逮捕されており、服役していた。
小田島は面会室でMと対面し、「あの家」について質問していった。
M曰く、「ああいう家はよくあるんですよ」という。
Mは事件マニアで、様々な事件を調べているうちに「あの家」が頻繁に出てくることを知った。
その家は昔、一家の息子を残して父母、姉が死んだという事件があった。
それからというもの色んな事件に多く登場するという。
小田島はその話を持ち帰るとともに、自身の中で感じる「あの家」への「懐かしさ」に気づいていくのだった
そしてMに出会い頭に言われた言葉を頭の中で繰り返していた。
「どうしてこうゆう話を集めてる?」
2:真崎の奇行
ある日の夜、真崎妻は夫に「お腹の子は貴方の子じゃないの」と不敵な笑みで伝える。
そしてあからさまに毒を入れたワインを夫に勧め飲んでほしいとグラスを渡した。
真崎夫はその状況に困惑するそぶりも見せず、毒入りのワインを飲みほした。
その直後、妻は真崎を包丁で刺した。
夫は刺されながらも致命傷ではなく、妻を抱き優しい言葉をかけながらなだめ続けた。
そんな中でも妻は灰島の名前を叫び助けを求めた。
夫はそんな妻に殺意を覚えて、首を切り裂き妻を絶命させる。
真崎夫は狼狽し、何を思ったか妻のお腹を引き裂いて赤子を取り出してしまう。
まだ小さく、無理やり外に出された赤子はか細い声で泣くも見るからに弱っていた。
真崎夫は赤子を抱えて、何故か灰島の家に向かった。
灰島の自宅の中では既に夫も妻も既に息絶えていた。
真崎はその事実にも驚くことはなかった。
そうしているうちに抱えている赤子が息を引き取ってしまい、真崎は灰島の家の庭に赤子を埋めた。
真崎は灰島の家で一息つくとともに何故か食事をはじめた。
誰が用意したかわからない食事を終え、真崎は冷静に自分の家に帰った。
家に帰ると真崎の妻の死体の腹に何故か固定電話が入り込んでいた。
真崎は理解が出来ず、鳴り響く固定電話に怯え続けるのだった。
真崎はすぐに逮捕された。
警察の取り調べで真崎は「あの家にはもう一人いた」「その人が快く食事をくれた」など
意味不明な言動を続けていた。
そして鳴っているはずのない電話を気にし続け、あまりの錯乱状態に独房に入れられていた。
その夜、独房で一人怯えている真崎の元に妻の霊と赤子の霊が現れる。
真崎は成す術もなく憑り殺されてしまうのだった…
3:小田島の記憶
有安君江(演:倉科カナ)は図書館で小田島と本庄はるか(演:黒島結菜)と偶然会う。
有安は「あの家」でまた殺人事件が起きたことを伝えると、小田島はMから聞いた話を有安にした。
そして図書館に所蔵しある過去の新聞で「あの家」について調べることにした。
新聞の記事の中で1つ小田島の記憶を呼び覚ますものがあった。
その記事こそ、Mから聞いた一家殺人事件の記事だった。
そしてその事件で唯一生き残った子供こそが小田島だったのだ。
長年思い出せなかった小田島の記憶こそが、呪いの1つであったことに気づくのであった。
そしてどうして自分は生き残ったのか、何故こうゆう話に惹かれ集めているのか。
小田島は自分自身と大きく向き合うことになるのだった。
4:警告
桂木雄大(演:長村航希)は身を隠していた。
トシキの命を奪ったことや面倒な組織と付き合ったことでこうした生活を余儀なくされていた。
そして雄大の目の前にはトシキがいた。
雄大はトシキが描く絵を見ながらいるはずのない存在と話していた。
当然、雄大の部屋の扉を激しく叩く音がする。
扉の外にいる訪問者が良くないものであることは雄大は察した。
そしてそれまで一言も話さなかったトシキが一言「逃げて」と言うのだった。
雄大はその言葉を聞き、今更になっての子供への愛を感じるのだった。
あとがき
残すところあと2話になりました!
終わりが近づくにつれて不穏な空気が満ちていくのが伝わりましたでしょうか。
実際に作品をご覧になった方はより共感していただけると思いますが、今回の呪怨は往年のJホラーの雰囲気を見事に再現しています。
近年のJホラーは、館長的にはモンスターパニックの要素が強いと感じていたので久々の感覚です。
まだ体感していない方はぜひ、Netflixで楽しんでみてはいかがでしょうか。
それでは本日はここまで!