ホラー

呪怨 -呪いの家- 第5話 [特別上映(解説)]※ネタバレあり!

たかひ館長
たかひ館長
皆さんこんちゃ!時短映画館のたかひ館長です!

さて本日もNetflix版「呪怨 ‐呪いの家‐」のあらすじを追っていきましょう!

前回の4話では真崎の身に不幸が降り注いだり、小田島の過去には大きな秘密があったりと
物語が加速して展開していきました。

前回のおさらいをしたいというお客様は下のボタンからぜひお楽しみください!

呪怨 -呪いの家- 第4話 [特別上映(解説)]※ネタバレあり! 今回もNetflix版「呪怨-呪いの家-」を取り上げていきます! さっそく前回に引き続きあらすじを追っていきましょう! ...

それでは第5話をお楽しみください。ごゆっくり。



第5話 ‐忘れていた記憶‐

1:忘却


小田島泰男(演:荒川良々)は「あの家」で起こった事件を担当しているコウサカ刑事(演:テイ龍進)に会いに行った。

自身の過去も含めて、「あの家」には数々の事件が関わっていることを告げると半信半疑ではあるがコウサカ刑事は小田島の話を受け入れて、事件現場である家へ案内するのだった。

「あの家」に着くと、小田島は過去の自分の姿やそこで起こったことの一部を思い出す。
記憶の中では父親と母親のこと、姉のことを思い出したが肝心な部分は思い出せずにいた。

そして小田島は2階の押入れに向かった。

押入れの前で小田島はある出来事を思い出した。

小田島は幼少期に父親と母親、そして姉の4人でこの家に引っ越してきた。

ある日、姉とともに家の中を散策していると、押入れの天井から屋根裏を見つける。

その屋根裏は暗く、埃っぽくすぐにでも逃げ出したくなる雰囲気だった。

姉は気にもせず中に入り、浮かれた様子だった。

そしてふときしむような音がした。

姉は何故か「お母さん?」と言い物音に向かって歩いて行った。
小田島は「お母さんじゃない…」そうやって後ずさりすると、屋根裏から押入れに落ちてしまった。

恐る恐る上を見ると、おぞましい何かの目がこちらを見つめていた。

それが思い出した過去だった。

小田島は自身が封印した過去に向き合うと押入れを開けた。

するとそこには、いるはずのない高校生の河合聖美(演:里々佳)が怯えて座っていた。

後日、有安君江(演:倉科カナ)は小田島と本庄はるか(演:黒島結菜)に会っていた。

小田島は聖美を探していることを有安に伝えると現在の聖美の状況を教えてもらった。

何かの手掛かりになればと思い、小田島は有安とともに聖美を探しに行くのだった。

2:喪失


聖美は吹き溜まりのような場所で、自身の体を売って生活をしていた。
以前の姿とは変り果て、やつれ生きているのが精いっぱいといった状態だった。

そこに桂木雄大(演:長村航希)が現れた。

何かから逃げ、怯えている様子で聖美を探し居場所を突き止めたという。
聖美が家の中に招き入れると、雄大は自身の腹を見せ縫われたあとを聖美に説明した。

黒い組織とのつながりで、内臓を持っていかれたという。

聖美に対し、「お前のせいで人生が無茶苦茶になった。お前とトシキのせいで」と伝える。
その言葉に動じることもなく、「トシキはあなたの子じゃない」と暴露するのだった。

トシキは「あの家」で渡された子供なのだという。

雄大はそんな戯言を信じることもなく、いや信じたくない気持ちでの現実逃避として聖美に「薬」を求めた。

聖美は雄大の願いに応え薬を準備していると、雄大のもとにトシキが現れ一言告げるのであった。

「逃げて」

雄大はトシキの言うことを聞くこともなく風呂場に向かい、準備の整った聖美から「薬」を打ってもらう。

次第に気持ちが高揚していく雄大を横目に、聖美は躊躇なく雄大を殺した。

聖美は自然と「あの家」に戻ろうとしていた。
その後ろには雄大の姿が何故か見えていた。

「あの家」に行きつくと、窓を割って中に入ろうとした。

家の中には小田島の子供の頃と思われる人物がいた。
聖美はそんなことをもろともせず、窓を割って中に入っていった。

小田島少年はその姿怯え震え見ることしかできなかった。

家の中を進んでいくと、消えたはずの高校時代の友人2人に会った。
2人は「あの頃に戻れる」と聖美を闇へと誘い、3人で消えていくのであった。

3:発見

「あの家」に関して情報を求めていたコウサカ刑事は、管理している不動産へ向かった。
不動産の管理人は意外なことに事件が起こっていることや過去のことについてあっさりと答えた。

小田島家族のことも、話に出てきてコウサカ刑事は大まかな全貌を掴んでいった。

その夜、小田島と有安、はるかは夜の街で聖美を探していた。

いくつかの聞き込みのもとに3人は聖美の自宅を探し当てた。

中は暗く、じめっとしており風呂場を覗くと雄大の死体があった。
3人はそこで起こった一連の出来事には気づくこともなく、後処理は警察に任せ「あの家」へと向かうのであった。

4:遭遇


小田島は、有安とともに「あの家」にまた向かっていた。

コウサカ刑事たちが調べている中で、押入れの天井に小部屋があることが分かった。

小田島はコウサカ刑事たちと共に屋根裏に行くと、以前思い出したことの続きを見た。

屋根裏で姉が消えて、屋根裏から落ちたときに覗き込んでいた女の霊に子供を渡される。

理解のできない小田島はその子を抱えて1階まで逃げるのだが、そこで窓を割って入ってきた黒い女の存在に子供を奪われる。

この記憶こそが、呪いの連鎖に繋がる重要な手がかりだった。

いかがだったでしょうか?

1話を残して、少しずつ繋がっていく謎もあるのではないでしょうか?

過去の聖美がさらに過去の小田島につながり、小田島の記憶が現在に繋がっていくなど見ごたえのある演出に正直脱帽です。

最終話の記事では浮かび上がる謎のいくつかについても取り上げていこうと思っております!

本作は見る人それぞれの考察が非常にはかどる作品ですので、ぜひこの記事も参考になれば幸いです。

さて本日はここまで!

次回はいよいよ最終回の上映です。

チケット0円の時短映画館。ぜひともお楽しみくださいませ。

たかひ館長
たかひ館長
それじゃ!また!